およそ3年ぶりになりますが、オルトフォン1614をもとのメインスタンドにNS-10Mをデスクサイドに置いてニアフィールド専用に配置換えしました。
1614とサブウーファーの組み合わせはどうなんだろうと?興味が有ったので取り急ぎメインスピーカーのみ配置換えして早速音出ししてみたところ、とんでもなく爆量の低音が充満してあわててスイッチ切りました。
あ、そらそうなるよね;; 元々低音出過ぎの感があるからわざわざNS-10M買ったのにバカなことしてるわと自分のアホさ加減になんか切なくなってきました。
結論 オルトフォン1614にサブウーファーなんて不要で自己完結できるだけの性能が十分あります。
※注1 NS-10Mより一回り小さい筐体なのに如何な背面バスレフ式とはいえ無茶苦茶豊満な低音が出てきます。ウーファーの径は同じなのにこれだけ違うんですね。あと1614はインピーダンス4Ωと低いから同じヴォリュームの位置なら8Ωの10モニよりもデカい音出てくるわなぁー。そう言えばアンプも4Ωに設定してましたわ。
なので我が家のようなそう広くない部屋で、もしコンコルドスピーカーを使うのなら1614より139を選択した方が絶対にトータルバランスが良くて心地の良いサウンドを楽しませてくれる事と思います。部屋が6畳以上で防音もそこそこなら1614でもいいと思いますけど。昔に139購入した時も部屋は狭かったもんなぁ。もったいない事をしてしまった。
※注1 体積で比較したら1614の方が大きいです
でも、大は小を兼ねることもあるようにボリューム絞って聴く1614はやっぱ基本、美音で心を癒してくれる系サウンドなのでもう手放すことはできませんね。
リボンツイータで全体を引き締めながらでも1614の微妙な響き方がとても気に入っているのです。これは箱鳴りじゃなくユニットの再生能力の高い証だと思います。
聴いていて耳奥にゾクっと来る響きは誰でも病みつきになるのではないでしょうか。
コンコルドシリーズの音質の傾向について今まで散々書いてきましたけど、語彙力のない自分はイマイチ伝えられなくてムズムズしてたのですが、何気に昔のカタログを読み返してみたら、そこにオルトフォンが自身でキッチリと答えを載せてくれていました。(笑
「そうだ!まさにその通りだ!!」とすごく納得してましたです。
以下、カタログからその部分を引用します。
「小型サイズからはとても信じられぬ艶のある高域と力強い低域の再現。そしてリスニングルームに充満する音楽の濃密な陰影。感動とともに訪れる至福のひと時は、まさにオルトフォンの独壇場と呼べるものです。」
いや、大げさではなくまさにこの通りで、しかもそんなに難しくなく簡単に感動を得ることができちゃう感じなのです。ほんと鳴らしやすいスピーカーだと思いますよ。
一方、オルトフォンには不要のサブウーファーは机の下に設置してNS-10M専用にしました。色目も10Mと同じだし、2.1Chにしても見た目も音も違和感なくて良かった良かった。
幸いスイッチ付きの延長コンセントが有ったのでいちいち下にもぐって背面のスイッチを操作することなく手元でできるのでとても使いやすくなりました。
ただスイッチ入れたまま1614に切り替えてしまったら、やはり凄い低音で満たされてしまうのですが、指向性が無いに等しいのか全然距離と向きが違うのにもかかわらず違和感なく普通に聴けるんですよね。でもやっぱ1614にはサブはいらんですわ。
NS-10Mの方はサブ入れると重厚なサウンドになるのですが、無けりゃ無いでそのまま気持ちのいい高域も楽しめますしやっぱニアフィールド設置が落ち着きますね。
ネット外しても付けてても10Mはカッコいいです。
今回配置換えして元に戻しましたが、もうこれでずっと聴いていこうと思います。お隣さんには申し訳ないけどズンズン響くかもしれませんがもう諦めてもらいましょう。(^^;
私が怒られたらまたその時に対処法を考えますわ。
ここ最近ヘッドフォン関連も充実させたし、スピーカー出力も8時~5時をちゃんと守ってるし、ご理解いただけているものと勝手に解釈しておきます。
だけど年々老けていく脳と耳なのに私の場合なんで優しい系美音を好むのでしょうかねぇ?
耳のエージング進んで来たら逆にエッジの効いた立ち上がりのいいソリッドでクリアな方向に行きそうなのにね。まぁこればっかしは好みの問題なので致し方のない事なんでしょう。
そっち系はNS-10Mが近い風だし良しとしましょう。
それと我が家では低音豊富にさせている要因の一つが、すべてのスピーカーとオーディオ機器に四角いソルボセインのインシュレーターを使用していることも一役買っているものと推測しています。制振効果が今まで使ってきた他の小物より優れていると思うんですよね。
4個900円くらいの奴ですが、私はプロケ-ブルさんという所から通販で購入しました。いろんなバリエーションがあるみたいですけど一番シンプルな正方形で厚み10mmの奴使ってます。
基本私はスピーカーに限っては3点支持は支持しない人なので4隅にきっちり置いて使っています。CDPやアンプの制振なら3点支持でもいいと思うんですけどSPは嫌なんですよね。自分なりの理屈書いたら長くなるんで割愛しますけど、ソルボセインお手頃価格ですが低音を含め原音に近づけてくれている様な気がしてとてもいい仕事していると思うんですよね。コスパがいいと言いましょうか。なのでスパイクは全部撤収しています。
もう当分オーディオには多額の投資は行わないつもりなので現状のまま音楽再生を楽しんでいこうと思います。オーディオに限らず元々狭い家なので、これ以上荷物増やしたくないし、極力シンプルにして細々と生きていこうと思います。
また何か新しい事あれば更新していきますのでよろしくです。(^^)/
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