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じゅんじぃ風ブラッシュアップ

ヤマハ ナチュラルサウンド-10M(YAMAHA NS-10M)が楽しくて、とうとうセッティングの位置をオルトフォン1614と交換してしまいました。






更に、自分で「オリジナルを大切にして使って行こうと思います!!」とか言っておきながら舌の根の乾かぬ内に自分風にブラッシュアップしてしまうという暴挙に出てしまいました。

先ず、背面のターミナルはバナナプラグ対応にするべくテンモニと同時購入していたパーツに交換しました。




これで少し太いケーブルも使用できるようになりました。


次にウーファーの黄ばみも気になりだしたし、若干経年劣化により毛羽立っている様子も見受けられたので、補強も兼ねて水性塗料でペイントを実行しました。

流石に工業系ガテン男子育ちの私には絵心は無くて、ど素人の作画風になってしまいましたが何とか白く見えるようには仕上がりました。(汗









テンモニのサウンド自体は何ら文句も無いので、内部のネットワーク系にはいっさい手を加えてはおりません。
MPコンデンサもオリジナルのままです。
試に吸音材を増量して聴いてみたのですが、ツイーターとウーファーのクロスオーバーしている美味しい所の音が吸い取られて高音がやけに目立つ感じになったので慌てて元に戻しました。
特に計測機器で調べたわけではありませんが確実に好みの音じゃなくなったので戻しました。

最後の仕上げに1614を真似たわけじゃないのですが、各ユニットの取付ねじ、オリジナルは黒のプラスねじですが、私はねじの表面処理がクロメート鍍金の6角穴付きボルトをチョイスしてみました。



普通は非磁性体のステンレスねじやユニクロ鍍金のシルバー系、あるいは黒染めの6角穴付きボルトをチョイスする人が多いと思うのですが、天邪鬼な性格が良く出る私は迷わずクロメートでしたね。

黒い樺材の筐体にはやっぱ金色でしょ!! かっこいいじゃないですか。(笑

と、思っているのは私だけでしょう。






やはり黒に金色はカッコイイ!! 白と黒でパトカーみたいでもありますなぁ。(笑






という事で、じゅんじぃ風ブラッシュアップの完成です。

もう完全自己満足の世界で、何となく今までより更に爽やかに聴こえるのは、ここまで手を加えたと言う実績だけで、何の根拠もないただのプラシーボ効果による音質改善が為されたのであるという事だけだと思います。( ´艸`)

でもテンモニで聴く撃ち込み系の音も凄く気に入っているのです。

幼少の頃、阿波南国地方の海と汐風の元で育ったわたくしも、テンモニで聴く最強の2拍子、阿波踊りぞめきは心の奥底にある魂に響くのであります。






阿波踊りのお囃子から河内音頭までレゲエにも通じるあのリズムは日本人の多くの人も魂に響くのではないでしょうかねぇ? いやぁ~でも幾つになっても祭りは楽しくって嬉しいですよね。





あと、ピアノの音がリアルすぎて某オークションで上原ひろみ女史の初期のSACDを買っちゃいましたよ。
本当にピアノの音が美しくてお気に入りの一枚になりました。





オルトフォンもニアフィールドで聴くとそれなりにいい音で鳴ってくれています。
ジェントルで気品のある重心の低いサウンドなので、ワザとにキラキラ感のあるキャラのスピーカーケーブルをつないで聴いてますが、それでもYAMAHAのクリアと言うか透明感には及ばないのが事実なんですね。なのでスーパーツイーターも1614に乗せて聴いています。
方向性が違う2種のスピーカーが使えるというこの幸せ感を何時までも大切にしていきたいです。


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