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4月, 2020の投稿を表示しています

2台目 AKG

巷で高評価のモニターヘッドフォンを買ってみました。 特に現在使っているAKG K701に不満があるとか調子が悪いとかじゃぁ無いのですが、あまりにも絶賛記事が多いので、「ほんまかいなぁ?」って素朴な疑問に対してこれは使ってみるしかないよなぁ~って軽い気持ちで買っちゃいました。 これってきっと禁煙成功の弊害だと思われますなぁ。自分で言うのもおかしな話ですけれど。今まで煙となって消えていた現金が、お財布の中で明確にビジュアル化され、しばらくの間消費されずに保管されているものだから、天下無敵の気分に陥り調子に乗ってつい、購入ボタンを押してしまうのだと思います。 ちなみに今日で断煙263日目です。 さて、手元に届いたこのヘッドフォン。しげしげと眺めるもモノは見た感じ結構チープです。K701と比較してしまうからそう見えるのか、いやいやこれはどう見ても趣味性豊かな造形じゃないですよ。正に現場で使う作業着的いや工具的感触ですわ。 で、すぐに聴いてみたのですが、ファーストインプレッションは音が中央で籠って高い所から低い所の音がもつれあって団子になっているような感じでした。「はいはい、なるほどそーですか。」と想定内の音に私はすぐに、じゅんじぃ風の熟成加工へと進めたのです。私はエージングとは言いませんw 「熟成」です。いい塩梅に育て上げるのです。この過程がまた楽しいんですよね。 早速、いつもよく聴くお気に入りのアルバムファイルを作成する間「砂嵐CD」(世間ではエージングソフトと言うらしい)をリピート再生して、その後片道5時間くらいのアルバムファイルをリピート再生して約60時間から72時間ほど放置して置きました。途中5時間おき位に聴いてみたりするのですけど、確実に音は良くなっていくのがわかります。 約72時間熟成させた後に聴いてみたら、音場も当初に比べたらかなり広がって1音1音の分離、解像度が凄く良くなって非常に聴きやすくなっていました。 私は開放型(オープンエアー)派で、鼓膜に直接圧がかかるような密閉型ヘッドフォンは体質的に受け入れられないので絶対買わないのですが、このK240スタジオのセミオープンと言う何とも中途半端な構造のおかげでなんとかOKという状態であります。なので、どうしても開放型と比べると若干籠りがちではあるものの、

じゅんじぃ風ブラッシュアップ

ヤマハ ナチュラルサウンド-10M(YAMAHA NS-10M)が楽しくて、とうとうセッティングの位置をオルトフォン1614と交換してしまいました。 更に、自分で「オリジナルを大切にして使って行こうと思います!!」とか言っておきながら舌の根の乾かぬ内に自分風にブラッシュアップしてしまうという暴挙に出てしまいました。 先ず、背面のターミナルはバナナプラグ対応にするべくテンモニと同時購入していたパーツに交換しました。 これで少し太いケーブルも使用できるようになりました。 次にウーファーの黄ばみも気になりだしたし、若干経年劣化により毛羽立っている様子も見受けられたので、補強も兼ねて水性塗料でペイントを実行しました。 流石に工業系ガテン男子育ちの私には絵心は無くて、ど素人の作画風になってしまいましたが何とか白く見えるようには仕上がりました。(汗 テンモニのサウンド自体は何ら文句も無いので、内部のネットワーク系にはいっさい手を加えてはおりません。 MPコンデンサもオリジナルのままです。 試に吸音材を増量して聴いてみたのですが、ツイーターとウーファーのクロスオーバーしている美味しい所の音が吸い取られて高音がやけに目立つ感じになったので慌てて元に戻しました。 特に計測機器で調べたわけではありませんが確実に好みの音じゃなくなったので戻しました。 最後の仕上げに1614を真似たわけじゃないのですが、各ユニットの取付ねじ、オリジナルは黒のプラスねじですが、私はねじの表面処理がクロメート鍍金の6角穴付きボルトをチョイスしてみました。 普通は非磁性体のステンレスねじやユニクロ鍍金のシルバー系、あるいは黒染めの6角穴付きボルトをチョイスする人が多いと思うのですが、天邪鬼な性格が良く出る私は迷わずクロメートでしたね。 黒い樺材の筐体にはやっぱ金色でしょ!! かっこいいじゃないですか。(笑 と、思っているのは私だけでしょう。 やはり黒に金色はカッコイイ!! 白と黒でパトカーみたいでもありますなぁ。(笑 という事で、じゅんじぃ風ブラッシュアップの完成です。 もう完全自己満足の世界で、何となく今までより更に爽やかに聴こえるのは、ここまで手を加えた